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2006 i-Cup
  初日のレポート No1

 By 総務委員長 佐藤 祈@多度志

 今年で14回目を迎えた「幾春別川カップ」。主催者であるMCCのメンバーの他に、各クラブの強力なサポートのもと、今年も盛大に開催された!

 毎年晴れると言うジンクスの中、今年も、のべ137名の参加のもと、6月17日(土)18日(日)の両日に開催された。初日は15ゲートのスラローム。今年はゲストこそ呼べなかたが、大阪のダイフクOCCの福田会長と、ダッチこと織田氏を迎え、全国的なカヌー大会へ。本州ではニジマスカップがOCの全国大会と銘打っているが、道産子OCパドラーが数多く集うこの大会は、本州勢2名にはどう写ったのか。天候が思わしくない中、晴れ男「オジジ」の第一声で開会式は行われ、三笠市の富樫教育長のご挨拶(MCCの副会長でもあります)の後、ゲートについてMCC期待の若手、バラが説明。

ダイフクの会長(左)とダッチ(右)のご紹介。受付スタッフは奇麗どころをそろえてみましたが、いかがだったでしょうか?(本部前にて〜開会式〜)
 開会式後にはデモランが行われ、各選手コースを頭にたたき込み作戦を練っていた。レースはクローズドカナディアン(以下CC)、カヤック(以下K-1)、オープンカナディアン(OC)。午後からタンデムとなる。

男子CC-1
 CCでは、5名のエントリー。本部席前の5番ゲートを落としたり、不通化で大きく後退する選手も。そんな中、昨年優勝したディフェンディング・チャンピオン、チーム鰍の斉藤選手が、2年連続のクラス優勝(残念ながらノンペナ逃し)。2位には北大、新進気鋭の北岡くんが食い込み、ジャパンカップに参戦し欠席した北大、前田の分まで頑張る。3位には元NT、東北海道カヌー振興会の福島さん、4位には釧路ラピッヅのお孫さんまでいる尾田さんがが入賞する。

ディフェンディング・チャンピオン「チーム鰍」の斉藤選手がCC-1の優勝を手に入れる。北大CCの北岡、往年のCC-2NT福島選手、ラピッヅ尾田選手も頑張る!
男子K-1Compojite
 注目の男子K-1競技艇の部には15名がエントリー。MCCのレーシング部、Team-I神川選手が1本目ラップをたたき出したが、同チームのバラ(松原)が、昨年の屈辱をはたし優勝。2位の神川さん、北大OBの日月くんがノンペナルティーで3位に食い込んだ。4位には北大の横塚くんが入りともにノンペナ賞を獲得。毎年優勝争いに食い込む道新カヌークラブの矢田選手は1本目に痛恨の50ペナで脱落。ラピッヅのオモッちゃんは、屈辱の「コースオープン」。後日自分のブログにその心境を掲載。(その後はポリ艇を探しているとか。)あと毎年手伝いに来ている猪爪さん(倶知安カヌー協会)も頑張り12位でフィニッシュ。観客を魅了するとても良いレースが展開された。
女子K-1Compojite
 続く女子K-1競技艇の部は残念ながら2名とカテゴリーは不成立。しかしそれはかわいそうと2名でもちゃんとやるところが草レース!三笠CC(Team-I)の若手ナンバーワンのアッちゃんがタイム、ペナともにラピッヅの陽子ちゃんを押さえて1位。(来年は多数の出場をお待ちしています!)
K-1Primier
 K-1レクリエーションボート部門には10名参戦。(女子のカテゴリーが成立しなかったので1名参加)最近のレジャーボート的な使い方をするカヤックは短いけれども、各選手このクラスでは往年の銘艇を使用して船脚を伸ばそうと選艇にも余念がない。そんな中、昨年ビギナーで優勝を飾った出井選手がリフレックスでこのクラスを制する。続いてチーム山水の丸谷選手がベテランの漕ぎで2位に付け、同じく山水の古川選手が3位に入った。旭川CCのマコピーこと中川選手やウィルダネスの横井選手なども健闘。今年も複雑な流をよんで好タイムを出していた。
K-1Biginner(Men)
 続いてK-1のビギナーレース。今年は北海道大学から3名がエントリーの中はらはらドキドキのレースとなった。(昨年は脱艇者が続出したが今年はレベルが上がってきた。)北大の大声援が幾春別川に連呼される中、中村圭祐くんが2本そろえて優勝。佐藤くん、岩波くんはともにDNF(Do Not Finish)。来年度、是非頑張っていただきたい!

K-1Biginner(Women)
 続いてK-1の女子ビギナーレース。こちらは北大カヌー部1名に、帯広畜産大学カヌー探検部4名で、5名の女の闘い!!

 難しいコースだけに、ペナルティーも累積していくが、やっている皆さんはもう必死!で、このクラスを制したのは北大カヌー部の藤野さん。続いて帯蓄の田村さん、木村さんが2、3位に入賞する。で、稲垣さんは1755ポイントで、最多ポイント賞を受賞!皆さんホントにお疲れさまでした。
初日のカナディアンレースの模様は次のページへ
 
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